安全のために屋根塗装を頼もう!

屋根塗装の縁切りとは

屋根塗装の縁切りとは 屋根塗装において、縁切りとはとても大切な工程とされています。屋根そのものは雨や風などの影響を受けにくくするために防水性が求められますが、屋根材の隙間は完全にふさいでしまってはいけません。隙間をあえて作ることが重要とのことです。
例えばどれだけ防水性の高い屋根塗装を行ったとしても、湿気が内部に溜まってしまうことを防ぐのは難しいと言われています。そのため隙間をはじめから作っておいて湿気を外へ逃がす、というわけです。手間が掛かるのと同時に、屋根塗装の際には縁切り料金が別途で請求される場合もありますが、雨漏りのリスクなどを減らせるという点においても行った方が良いでしょう。
塗装方法によっては縁切りが必要ない場合もあります。モニエル瓦への吹き付けをする方法、またはトタン屋根などは構造を考えますと、縁切りをしなくても良いと言われることもありますので、屋根塗装を考えている方は事前に専門業者へ確認すると良いでしょう。

屋根塗装の縁切りはカッターを使うか専用部材を用いた方法で行う

屋根塗装の縁切りはカッターを使うか専用部材を用いた方法で行う 薄型化粧スレート屋根の屋根塗装を行う際に、縁切りは必須の作業工程です。屋根塗装時に行う方法としてはタスペーサーによる作業がポピュラーですが、以前はカッターで行っていました。塗装をした後に、屋根が1枚1枚引っ付いた状態になっていますが、それをカッターで切るため大変な作業です。
手作業になりますし、枚数が多いだけに地道に行っていくしかありません。美しく仕上げた塗装に対して傷をつけてしまう事になるので、屋根をそれにより汚すこともあります。時間と手間は膨大にかかりますが、これは依頼者側のコストまで上げてしまうのはマイナス面です。こうした問題点を見事クリアしたのがタスペーサーであり、スレート瓦の重ね目部分にスッと差し込めるので、隙間を確実に確保できます。
30坪ほどの屋根に対してであれば、使用する量は1000個ほどです。コストを節約するためにカッターを使うこともありますが、縁切り用部材を使うことでの仕上がりは綺麗です。